赤ちゃんのミルクは母乳が一番ですが母乳が足りないときや出ないとき、お出かけのときなど、粉ミルクを使う機会はあると思います。
以前は粉ミルクは成分などあまり良くないという風潮がありましたが、最近の粉ミルクはどのメーカーも栄養面では母乳に劣らないよう開発しているため、母乳のみで育てるというよりも、状況によってうまく使い分けるというのがコツかもしれません。
粉ミルクの目安
| 1/2ヶ月 | 80~100ccを1日7~8回 |
| 1/2~1ヶ月 | 120ccを1日7回 |
| 1~2ヶ月 | 140~160ccを1日6回 |
| 2~3ヶ月 | 160~180ccを1日6回 |
| 3~4ヶ月 | 200~220ccを1日5回 |
| 4~5ヶ月 | 220ccを1日5回 |
| 5~6ヶ月 | 220~240ccを1日5回、うち離乳食後に1回 |
| 6~9ヶ月 | 200~240ccを1日5回、うち離乳食後に2回 |
ミルクの作り方
お湯を溶かして、哺乳瓶を使って赤ちゃんに哺乳させるのが一般的です。
2007年以前は摂氏40度~60度程度の温度の湯で溶かすのが一般的で、電気ポット等も調乳用として60度の設定を備えている物が多かったのですが、殺菌のため摂氏70度以上の湯で溶かすことを世界保健機関では推奨しており、2008年より厚生労働省もそのように通達しています。
ちなみには水道水を沸かしたお湯ではなく、最新技術でろ過されたウォーターサーバーのお湯がおすすめです。
赤ちゃんが飲むものだからこそ、塩素などが含まれた水道水ではなく、純度の高いお湯でミルクを作りたいところです。
なおウォーターサーバーはお湯もすぐに出るため沸かす手間も要らず、場合によってはペットボトルを購入するより安価に導入できることもあります。
粉ミルクの原料
ウシの乳(牛乳)を原料とするものがほとんどですが一部、ヤギ、羊などの乳を原料にするものも製造されています。
牛乳から乳脂肪を取り除いた脱脂粉乳、乳より分離された乳糖、乳精パウダー、乳脂肪よりも母乳に脂肪酸組成を近づけた調整油脂などを主原料に、ビタミン、カルシウム、マグネシウム、カリウム、銅、亜鉛、鉄などのミネラル、母乳オリゴ糖、タウリン、シアル酸、β-カロテン、γ-リノレン酸、ドコサヘキサエン酸、ヌクレオチドまたはRNA等の核酸関連物質、ポリアミンなど、赤ちゃんの発育や免疫調整に必要な各種栄養素が配合されています。
欧米など諸外国ではアラキドン酸が添加されています。
ミルクアレルギーって?
赤ちゃんが最初に出会うアレルゲンが粉ミルク。
母乳のミルクとはたんぱく質が異なり、粉ミルクのたんぱく質は大きく赤ちゃんにとって消化しにくいたんぱく質です。
そのため遺伝を持っているからと言って必ずアレルギーを起こすわけではありません。
ミルクアレルギーを起こさないように作られたアレルギー用の粉ミルクは、たんぱく質を小さくしアレルギーが発生しないよう作られています。
赤ちゃんへのミルクの飲ませ方
1回分を調乳したら体温程度の飲みごろの温度まで冷まし授乳して下さい。
母乳と同じように赤ちゃんの顔を見ながら飲ませ、赤ちゃんが空気を飲み込まないように、乳首一杯にミルクを満たすよう哺乳瓶を少し傾けてください。
飲み終わったら赤ちゃんを立て抱きにし、吐乳を防ぐために5~15分ほど抱いてゲップさせてましょう。
保管方法
常温で保管し、開封後1ヶ月で使い切るようにして下さい。
飲み残した粉ミルクはすぐに雑菌が入るので必ず捨てるようにしましょう。

